誰かの視線は感じます

カテゴリー「心霊・幽霊」

私は従兄弟2人の家に泊まっていました。
そこには叔母と祖父と祖母と小4の従兄弟Aと小1の従兄弟Bがいます。
時間は夕暮れ時でしょうか。

この家は2階建てなのですが、2階に問題がありました。
従兄弟Aが2階から私を呼ぶ声がしたので、私は従兄弟Bと一緒に2階へあがっていきました。
廊下は真っ暗で電気がついていませんでした。
そして従兄弟Aの声のした部屋へいきましたが、その部屋も真っ暗でした。

従兄弟Aもいなく、従兄弟Bと私でいろいろ部屋を見てまわったのですが、従兄弟Aが見つかることはありませんでした。
声ももうしません。

このときくらいからでしょうか、誰かの視線を感じるようになりました。
かなり不気味でした。
電気がついていない真っ暗ななかで従兄弟Bと2人だけでしたから。
そこからかなり時間が飛んで、私は実家にいます。
母が突然、祖父、祖母、従兄弟Bが死んだという事実を不意に聞かされました。
まったくもってわけがわかりませんでした。そこで目が覚めました。

これが一回目の夢です。今思うと、叔母と従兄弟Aはどうしたのか気になりますが・・・。

2回目の夢は状況がすこし違いましたが、ほぼ同じパターンです。

その日は従兄弟Aの野球?テニス?の試合があって、私と叔母と従兄弟Bで見ていました。
夕暮れ時で試合も終わり、叔母の車で従兄弟の家に行きます。
従兄弟Aは疲れもあり、一目散に2階にある自分の部屋へと向かいました。
そのあとに祖父が私を居間へと招き入れてくれたのですが、2階から大声で私を呼ぶ声がしました。

従兄弟Aです。彼はよく大声で私を呼んでは祖父や祖母にウルサイと言われていました。
私は従兄弟Bとともに問題の2階へと向かいました。
やはり廊下は真っ暗です。従兄弟Aの部屋も真っ暗で、誰もいませんでした。

従兄弟Bとどこに行ったのだろう・・・と、部屋じゅうを探してまわりました。
そして、また誰かの視線を感じるようになりました。

ここで私は前回の夢のことを思い出します。
私は廊下の電気をつけてみました。
・・・やはり従兄弟Bしかいません。
しかし、誰かの視線は感じます。

不思議に思いながらも私は従兄弟Bと一緒に1階におりました。
そのときです。見えました。2階の従兄弟Aの部屋のドアの隙間から「顔」が私を見ているのが・・・。

従兄弟Aの顔ではありませんでした。従兄弟Bは気付いていません。
私は1階にいる叔母や祖父の元へ行き、発狂ぎみに「顔」のことを説明しました。
このままでは前の夢のように、死者がでると思ったので必死に説得しました。
私の話を聞いて叔母はすぐに私をつれてお祓いに行きます。

ここで気付いたのですが、「顔」は私の視界の隙間のどこかにかならずいて、すぐに消えるのがわかりました。
私は叔母の車に乗り、お祓いをしに行くところで目が覚めました。

「顔」はなんだったんでしょうか。
従兄弟Aは今回も途中で消えました。

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