鳥取で体験した異空間?

カテゴリー「不思議体験」

土曜日の話。
鳥取ってド田舎でよ、かなりの車社会なのよ。
汽車(ディーゼル車の事な)なんか地元帰ろうと思っても大体一時間に一本くらい。
普段は車で出て代行に預けて代行で帰るんだけど、土曜日の飲みには久しぶりに汽車で出たわけ。
んで、十何年ぶりかに汽車に乗るから、帰りの時間を見てから飲みに出るわな、大人だから。

最終は10時18分の因美線下りだったか。
夕方から飲んで、結構酔っぱらったんだが、まぁ割りと普通だった。

んで、10時頃駅について、汽車まってたんだが、待ってたホームと違う方に入ってきて、「うお、ヤベーヤベーっ」て急いで走って汽車に乗った。
俺と数人しか乗ってなかったんだが。
地元まで時間あるし、良い気分だったもんで、アラームセットして軽く寝たんよ。

どれ位寝たか良く覚えては無いんだが、急におっさんに「おい、オメーなんしょーるだいや、早く降りな!」って叫ばれて、寝起きだったのとおっさんに起こされたパニックで慌てて汽車降りたんだわ。
降りたらすぐドア閉まって発車した。

しばらくパニックになってたんだけども、あれ、ここ何処?ってなって、さらにパニック気味になったんだけど、取り敢えず場所確認しようと思って、何駅か見てみたら、「はい(り?)じま」って書いてあって、「うわー、間違えて山陰本線の方に乗ってしまったんかなー、参ったなー」と思ってたのよ。
まあ、場所はわかったんで連れに電話して迎えに来てもらう事にした。
んで、電話でのやり取り

連れ「なんしょーるお前バカじゃねーの」

俺「すまん、焼き肉で手を打ってくれ」

連れ「二回おごれ、んで、何処?」

俺「多分山陰本線の方のはいじまって所」

連れ「は?何処?」

俺「いや、だけー、はいじま、いや、はりじま?っつーとこ。」

連れ「、、、オメー何処におるん?山陰本線にそんな駅ねーで。」

俺「いや、実際おれここに居るし」

連れ「いや、マジにそんな駅ねーし。」

このやり取りでかなり不安になったんで、電話つないだまま駅出た。
そしたら、周り何もねーの。
さすがの田舎でも駅周辺に家はある。
でも、そこ何もねーの、電灯しか。

すげー怖くなったんで、取り敢えず道に出て安心したかったから、駅でて道沿いに電話しながら歩いた。
そしたら、電話が圏外になってしまって、いよいよ道と電灯しかなくなったんで、完全にパニックになった。

とにかく家とか人の気配が感じられる所に行きたかったんで、走ったねー、いやー、走った。
10分位走ったら結構遠くの方に車が走ってるのがちらっと見えたんで、もうそこまで全力疾走ですよ。

広い道に出たら自販機があって人がおった。
普通に車も走ってた。
電話見たらバリ2だった。
自販機の所におったにいちゃんに場所聞いたら、青谷だと。
んで、あっちの方から走って来たんだけど、はいじまって駅あるか?って聞いたら、あっちは山しかねーのに駅なんかあるかいなwって言われた。

取り敢えず連れに電話して青谷まで迎えに来てもらった。
んで、昨日、俺が出てきた所に連れと二人で見に行ったら、その道の先は川沿いの公園みたいな施設しかなかった。

もう、正直、意味がわからん。
今までこんな事は一度も無いし、連れにも怒られるし。

ただ、取り敢えず帰ってこれたんはマジに良かった。
あのおっさんが起こしてくれたお陰か。

俺は何処におったんだろーか。

長くなってすんませんでした。
取り敢えず、二度と酔って汽車には乗らねぇw

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