いたずら電話

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

十円玉があったら公衆電話でよくいたずら電話してました。
適当な番号押して、繋がったら相手が切るまで無言、繋がらなかったらもう一度適当に番号を・・・みたいな感じで。

その日もいたずら電話開始。
男性が出て、『もしもし?何か用ですか?』と。
無言を貫いて、『いたずらかよ』と相手が切ったのを確認して、受話器を戻して家に帰りました。

しばらくゴロゴロしていると電話が鳴りました。
いつもは家族の誰かが出るんですが、その日は自分以外誰もいなかったので仕方なく出る事に。

「もしもし」と話しかけたら、『・・・何の用?』と返されました。
掛けてきたのはそっちだろと思って「何がですか?」と返したら、『さっき、電話、掛けてきたけど、何の用?』と。

さっきの男性だ!!と思ったら頭が真っ白になり、怖くなって「何でも無いです」と言ったら、舌打ちして電話を切られました。

当時「悪い事は出来ないな」と思い、それ以降は止めたんですが、今思い出してみると、公衆電話から、ましてや無言の相手の自宅の電話番号特定なんて有り得ないですよね。
2001年くらいの出来事です。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!