どうしても許せない3人

カテゴリー「怨念・呪い」

私の体験談です。
あんまり怖くないかもしれないけど、実話です。

六年前、私の会社の同僚で一番親しかった奴が突然の交通事故で他界しました。
生前、彼とよく二人で飲みに行くこともありました。

親しい男二人で飲みに行くと「マジ話(本音話)」ってのは出るものです。
将来の話、恋愛の話、職場の人間関係の話・・・。

長くなるので詳細は省略しますが、彼は会社の人間関係において「どうしても許せない!」と思う人間が3人居たのです。
名前を聞いたとき、彼がそう思うことも納得できるDQN三人組。

彼のお通夜は郊外のど田舎の彼の家で行われたのですが、当然、会社の人間も大勢集まりました。
その中には当然前出の三人組も・・・。

お通夜が終わり、会場である彼の家を出て、真っ暗闇につつまれた道を会社仲間11人位で歩きました。

私の前を例の三人組みは歩いていたのですが、彼らの会話の内容はかなり不謹慎かとも思える、「何も今言わなくってもいいだろう?」と思う故人に関しての話をしてました。

と、その時。

ただでさえ交通量が少ない夜の田舎道。
前方からかなりのスピードで疾走してきた車が対向車線を飛び出し、狙い済ましたかの様に歩いている我々の列に突っ込んできたのです。

一瞬の事に訳も判らず暴走車になぎ倒される私たち・・・。
何が起こったのかさっぱり訳が判りませんでした。

・・・あれだけ派手な事故だったにも関わらず、何故か私を含め11人中、8人は全くの無傷&軽傷。
にも関わらず、前出の3人は即死でした・・・。

今でもあんまり思い出したくない事故ですが、思い切ってここに書いてみました・・・。

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