ボットン便所にまつわる都市伝説

カテゴリー「都市伝説」

これは北海道で起こったといわれている都市伝説である。

あるカップルが結婚を決め、両親にあいさつへ行くことになった。
彼氏の両親は北海道に住んでいて結構な堅物だったそうで、カップルは心配していた。
しかし、挨拶なしでというわけにもいかず、二人で有給休暇を取り、東京から北海道へ向かった。

北海道の両親にあい、結婚したいという話を切り出すとすんなりOKが得られた。
拍子抜けしてしまったが、両親から「良いお嬢さんを貰って幸せ者だな」と言われ彼氏はジーンときてしまった。

安心した彼女の方はトイレに行きたくなってしまい、彼の家のお手洗いへ向かった。

彼の家は古く、トイレは未だにボットン便所だったそうだ。

彼女がトイレへ行って、数分後。
ドーーーーーーカーーーーーーン!!!!!!!
ボットン便所から
とてつもなく大きな音が響き、地震のように家が揺れた。

家族が慌てて、ボットン便所の方へ向かうとボットン便所は跡形も無く吹き飛び、外から吹雪きが家の中へ吹き込んできていた。

彼女は即死だったそうだ。
一体何が起こったのか。

北海道大学で調査チームが発足し事件の真相を究明した。

そして驚くべき事実が判明する。

冬のボットン便所はその気候のせいで糞尿を回収しずらいという。

そして、溜まった糞尿はメタンガスを発生させる。
さらに北海道の住宅は冬でも半袖で生活できるくらい暖房を炊くのだそうで、かなり暖かい。

そのため、トイレのメタンガスはさらに増加するという。
事故当時、その家のボットン便所はまさにその状況でトイレの個室にはメタンガスが充満していたのだそうだ。

そこに彼女が入り、毛糸のパンツを降ろした時パチッ!静電気で火花が飛んだ。
その火花がメタンガスに着火して、便所ごと吹き飛ばす大爆発になったのだそうだ。

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