殺されたというケース

遠洋に出て長期間漁を続ける場合、閉鎖的環境や様々なストレスから争いが起こるので、それをまとめる船頭の統率力が大切だと云う。

船は小さく閉鎖的ではあるが一つの社会である。
社会において秩序を保つことは重要で、船頭の裁量は船で出した死者の数に反映されるともいう・・・。

船で出た事故死者数の中には本当に事故で亡くなった人とそうでない場合がある。
つまり表向きは事故死扱いだが、殺されたというケースも中にはあるという。

大型の漁船だと多くの人が集まって過酷な漁が成り立っているのだが、中には秩序を乱す者も当然出てくる。

再三の注意にも耳を貸さず、仕事は手を抜き、いつも他の船員達との争いが絶えず雰囲気を悪くする。
只でさえ船の仕事は楽ではない。
そんな折に勝手なことをして秩序を乱す者の存在は迷惑を通り越す。

そんな問題ある人物は「事故死」する場合が多い。

たとえ陸から遠く離れた船の上で、誰かに荒れ狂う海に突き落とされたとしてもそれは事故とみなされる。

「船で死者を出したことがない」というのが船頭にとって誉れなことなのは、仲間同士で殺し合いをさせないだけの人徳と統率力を有していることを示す隠喩でもある。

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