医学界では認められていない

トレパネーション

頭に穴をあけて脳を解放することで血流量を増やし、脳を活発化させて、日々の倦怠感から解放し、多幸感を得ようという医学界では認められていない施術。
太古から行われていた外科施術の一つと言われている。

正規の医師の管理下によらず、自らドリルを手に頭頂部に穴をあける人たちもいる。
医学的には全くの根拠が無いと否定されているが、長らくうつ病に苦しんだ末、トレパネーションによって活動的で幸福な人生を手に入れたと主張する人たちは、うつ病の解決策の一つだとして、トレパネーションを推進しようし、医学界が積極的に取り組まないのは、巨大な抗鬱剤市場をもつ薬品業界の陰謀であると主値している。

そもそも、近代トレパネーションの発端は、1965年にオランダで発生したプロボという社会変革活動と密接な関係がある。
アーチストやアナーキストや学生運動家などを含んだプロボタリアート(プロボ活動に参加する人)たちは、世間にその主張を訴える行動をプロボケーションという手法を取った。

そのプロボケーションとは言い換えれば「世間を挑発すること」であり、プロボタリアートの唯一の武器として機能し、一時は地方議会の議席を得るまでになっていた。
そしてプロボケーションの手法の一つとして、ドクター・フヘスが、直接的に頭蓋骨に穴をあけるトレパネーションを唱えた。

これを第三の目運動という。
当時、彼らプロボタリアートは、LEDなどにも積極的に取り組み「大脳の活性化」という目標をたてており、このトレパネーション、第三の目運動が目的と合致するとされた。

またアフリカには石器で頭頂部を切り開くような、伝統的なトレパネーションが未だ残っている。

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