本当の化け物は・・・
夕方になり、山仕事を終えた男は家路についた。 陽も沈んだ辺りは薄暗く闇夜の一歩手前、逢魔ヶ時という時間帯。 ふと、男が前方を見ると一人の女が近付いて来る。 近所では見かけた事のない [続きを読む]
夕方になり、山仕事を終えた男は家路についた。 陽も沈んだ辺りは薄暗く闇夜の一歩手前、逢魔ヶ時という時間帯。 ふと、男が前方を見ると一人の女が近付いて来る。 近所では見かけた事のない [続きを読む]
ちょっと思い出して書いてみました。 施設までの通勤路に何軒か利用者さんのお宅があって、たまにデイのお迎えの時間を間違えて外で待っておられる時がある。 そういう時は熱中症とかの危険も [続きを読む]
私の祖父の母国にいた親族の話。 雨の日に傘をさして歩いていると、どこからか鐘の音が聞こえ、葬列に出会った。 教会に向かう人が皆白い薔薇の花を持ってるのを見て、教会で用意していないの [続きを読む]
山で自殺する人って結構多い。 「おーい」って相手がいないのに呼びかけるだろ? 当然自分は山彦を聞こうとしてるんだが、山で死んだ死体ってなかなか発見されないから、孤独がどんどん膨らん [続きを読む]
今から20年近く前、小学生の時に田舎に預けられた時の話。 従姉妹と一緒に本家・母屋で祖父・祖母と5人で1ヶ月近く過ごしていて、毎朝のラジオ体操が楽しかったが、それ以外には畑仕事を手 [続きを読む]
これは先日私が聞いた話。 「そう言えばリナのばあちゃんの心霊写真見た?凄かった!」 つい先日休日出勤のバスの中で、JK二人組のそんな会話が聞こえてきた。 私は心霊系の話が大好きなの [続きを読む]
怖い話というよりエニグマ寄りだと思う。 3つ上の姉は小さい頃から、何かの蓋を開けると時々そこに変な景色が見えるという。 その景色は、風に揺れる緑の草原の向こうに小高い丘があって細い [続きを読む]
高校の時に、自称『見える』人がいた。 「守護霊見てあげるねー」と言われたので、話に乗ってみることにした。 私以外に三人見てもらったが、三人は「守護霊がおばあちゃん」「幽霊撥ね退ける [続きを読む]
[鵺速]あなたの傍の怖い話