月: 2017年8月

私がまだ十代のころの話。 ある日突然、市松人形が欲しくなった、もう欲しくて欲しくてたまらない。 白い着物に赤い帯、紅はほんのり紅い、市松人形がなんとしてでも欲しい。 それでお店のお [続きを読む]

施設のリビングで、俺ともう１人の職員が見てる目の前で、居室の引き戸が勝手に開いては閉じる、開いては閉じる、てのを見た・・・。 誰もドアの近くにいないので、２人で居室の中を確認してた [続きを読む]

これは俺が２０のときの話。 俺は当時風俗店で働いていた。 俺以外にも店長（２９歳）、Ｙさん（３０歳）、Ｋさん（３６歳）の男性社員がいてそれなりに楽しく働いていた。女の子とも仲良くて [続きを読む]

皆さんは、呪われたお札と言う噂を聞いたことがあるだろうか？ 私の祖母は、田舎で雑貨屋をやっていて、いろんなお客さんや問屋さんからさまざまな話を聞いているらしいのだが、その中で最近多 [続きを読む]

中学校１年生になる息子がおります。 夜中にこっそり起きて、居間に置いてあるパソコンでインターネットしている様です。 その行為自体は、どうでもいいのですが翌日の授業に支障をきたす様な [続きを読む]

自動車事故にあって鞭打ち症になったＡさんは、仕事もできなさそうなので会社を一週間ほど休むことにした。 Ａさんは結婚しているが、奥さんは働いてて、昼間は一人だった。 最初の数日は気楽 [続きを読む]

昔ふと思い出して、ずっと気になってる話。 俺が保育園の頃に、保母さんが妊娠したのね。 で、別の保母さんが「××さんは赤ちゃんがお腹にいるから、お腹を蹴ったり、ぶったりしないでね」っ [続きを読む]

心霊的なものなのかよくわからんけど、小さい頃の話なんだが、夜中に母親に急に起こされて玄関を見るように言われたんだよ。 それで当時ピュアだった俺は、文句も言わず言われる通りに玄関に見 [続きを読む]

小学校の先生の話。 学生時代の同級生だか先輩だかに、とんでもない天才がいたんだそうな。 その才能を埋もれさせることを惜しんだ人々がお金を出し合い、海外に留学させる事になった。 出発 [続きを読む]

知人Ｋ氏の祖母の母のそのまた母、つまりＫ氏曾々祖母に当たる青山シノ女（仮名）は某村の庄屋の娘だった。 シノ女十四歳の時に、長い事寝たり起きたりを繰り返していた祖母の隠居が死んだ。 [続きを読む]