【投稿】おふたりさん

AV仕様の最強媚薬・エロティカセブン

媚薬・エロティカセブン

※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきました鈍色蝶様からの投稿です。

私のクラスの担任・詩織先生は、温和で優しいみんなの人気者だけど、とってもドジな先生なんです。
プリントを忘れるのは日常茶飯事。
その日も、ホームルームの時間に配るプリントを忘れて、慌てて職員室に戻っていきました。

そんな先生の後ろ姿を見て、友だちの理奈は『おふたりさん』を詩織先生に掛けてみよう、とクラスのみんなに言ってきたんです。

『おふたりさん』とは、“対象にした人物の姿だけはそっくりの別人を呼び出す” というなんとも胡散臭いおまじないでした。

「意外と、しっかり者の詩織先生が現れるかもよ?」と笑いながら、理奈はおまじないを掛けてみたんですが、何も起こりません。
当然、本気にしていた訳ではないので「だよね~。」とみんなで笑っていると、突然教室のドアが開きました。

ガラリ・・・

そこには、能面のように無表情の詩織先生が立っていたんです。
いつもの先生らしくない様子に、クラス中がざわついていると、

「これから、あなたたち全員に死んでもらいます。」

そう冷ややかに呟きながら、詩織先生はバッグからなんとピストルを取り出したんです。

突然のことにクラスが凍り付くなか、私には、その詩織先生が『おふたりさん』で出てきた別人だと何故か分かったんです。

それと同時に、おまじないの掛け方といっしょに聞いた、消し方―― “紙に書いた名前を消す” という手順を思い返し、急いで詩織先生の名前を消しゴムで消しました。

名前を消し始めると、詩織先生の姿がかすれてゆき、最後には完全に消えてしまいました。
別人が本当に現れた事に、クラス中がざわついていると、再び教室のドアが開きました。

ガラリ・・・

「また別人の詩織先生が!?」とみんながドキッとしていると、クラスの緊張した空気に「どうしたの?」と、キョトンとした顔を見せる先生。
その表情は、いつもの優しい詩織先生でした。

もうおまじないなんて、こりごりです・・・・・・

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