3m下のコンクリートの側溝へ

カテゴリー「不思議体験」

自分は子供の頃(6歳ぐらい)受け口で、前歯(永久歯)の下側が上側より前に出ている状態だった。
歯医者に相談した時、まだ体が小さいので、矯正するにしてももう少し大きくなってからとの事だった。

そういう子供の頃、いとこと遊んでいる時に、路肩から3m下のコンクリートの側溝へ落ちたことがある。
一瞬何が起きたか分からなかったが、横になった体はすっぽり側溝に嵌っていて、足や肋骨などの骨は折れていない。
ただ、顔は何かにぶつけた様で鼻血など出ていたように思う。

病院に連れて行かれたら、上の前歯が一本折れていたのだが、医者から「他に痛いところは無いか?」と聞かれ、「左足のひざが痛い」と返事した。

親父や医者がズボンを下ろすと、ひざの辺りの肉がぱっくりと開いていて、でも不思議なことに血が一滴も流れていなかったらしい。
自分も見ようとしたが、親父に押さえつけられて麻酔を打たれ縫合された。

そんな怪我から数日後、そういえば前歯はどうなったんだろうと思ってみて見た。
すると・・・一本途中からすっぱり横に切れていて、『随分きれいに折れるものだ』、と思っていたら・・・・『受け口』が直っていて、正常なかみ合わせになっている。

受け口は折れた一本の歯だけじゃなく、前歯全体がしゃくれてたんだけど、あの事故の後まったく正常になっていた。

あごの下をどこかに打ちつけた事は無かったし(傷も打身も無い)、折れた前歯以外、他の歯もあごの関節も痛くない。

ほんと、前歯1本が欠けた以外はまったく正常になってしまっていた。
歯医者も不思議なこともあるもんだと言っていた。

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