※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきましたしらす子様からの投稿です。
私にはもうすぐ高校になる娘がいます。
その娘が人形を手渡してきて、「これ捨てといて」と言ってきました。
「どうして?」と聞くと、「もうそんな歳じゃないから」と言われました。
まあそうだよねともなりながら人形を袋に入れました。
袋に入れた途端、下の娘が吐き気がすると服を引っ張ってきました。
とりあえず手元にあった袋を渡すと、その場で吐いてしまいました。
高校生の娘がタオルで拭いてくれた時気付いたのですが、ピンク色の髪の毛がおびただしい程混ざっていました。
丁度、高校生の娘が下の娘と同じ歳の時に買った人形で、ピンク色のふわふわとした髪の毛が特徴的でした。
今日はまた吐いてしまうかもという事で、下の娘と一緒に寝る事にしました。
その人形には塩をかけたのですが、なんだかおかしかったんです。
高校生の娘は別室で寝ているのですが、大声でずっとごめんなさい、ごめんなさいと呟いているのです。
見に行ってみると腕を掻きむしっていました。
すぐに止めたのですが、泣きながら人形を捨てたゴミ箱の方を指差しました。
昔から高校生の娘は霊感があったそうなので、人形に憑いていたなにかが見えてしまったのでしょうか?
高校生の娘を寝かしつけ、人形を髪から燃やしました。
その後は特に、何も起きていないです。