鬱を発症、数年後に自殺

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

僕の友人の話です。

友人が自動車で住宅街の道路を上っている時、向こうから老女性の自転車が猛スピードで下ってくるのが見えて、出来るだけ左に寄って、しかも道幅が狭いので用心して完全停車状態で行き過ぎるのを待っていたそうだ。
ところがその老女性が友人の車に気がつくのが遅れたらしく、慌ててハンドルを切ってギリギリ友人の車を避けたものの、そのまま反対側の側面壁に激突。

ひっくり返ったまま動けないようなので、その友人がわざわざその場に留まって救護、119番通報。
老女性が某院に搬送された後も、警察への事故状況の説明とかに半日以上使って、その日の仕事を全てキャンセルしてまで(信用仕事なので大変な痛手)付き合ったそうです。

幸い事故を目撃していた人もいて、友人がかなり手前で既に停車状態だった事、老女性の自転車が猛スピードで下ってきた事などを証言してくれたので、友人自身の事故責任は問われなかった。

しかし、その老女性は脊髄と骨盤を骨折していて、もう一生自力では動けないそうで、テンぱった女性の家族から疫病神扱いされて罵られたのえを切っ掛けに、元々真面目すぎる性格が災いして鬱を発症、数年後に自殺しました。

こんなことを言っては倫理に反するかも知れないけど、もしかしたらこういう場合は、さっさとその場を離れた方が利口なのかも?と、友人の例をみると思ってしまう自分が情けないです。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.