心霊現象SSランクの森がある某県在住。
昔、仲間内で川遊びが流行ったことがありました。
しかしながら浅い川しかない・・・人目を気にしないで泳げるところは有料。
良いところはないか?と話していると、土木関係の仲間がいいとこあるぞ!といいだした。
早速バーベキューセットを用意して出発!
結構山の奥・・・鬱蒼と茂った木々と人気の無さで不気味さもあったけど、水深もあって、遊ぶには最適!
はしゃぎまくって楽しい1日を過ごしたのですが、総勢5人、それぞれ家に帰った夜、怪奇現象が・・・。
私は同棲しており、住んでいたのは1階がキッチンと居間、2階が寝室のメゾネットタイプ。
疲れて二階に上がり眠くはないが横になっていました。
恋人は一階にいました。
横になっていると階段を誰かが上がってくる気配が。
なぜか恋人ではないとはっきりわかりました。
怖くなって確かめようとするも金縛り・・・。
必死になって起きあがろうとしていると、ハッと目が覚めた感覚。
寝たことに気づいてなかっただけで夢だったのか?
安堵したものの、怖くて寝たくないなと思っていました。
しかしまたもや恋人と2人しかいない家なのに、恋人以外が階段を上ってくる気配・・・。
必死に声をあげ、恋人をよぼうとするも金縛り。
なんとか体を動かそうともがいてまた目が覚める感覚で起きる。
金縛りの間も階段を誰かが上がってくるのも夢なんだと思うけど、妙にリアル。
5分くらいの短時間に起こる。
本人は眠くないし、むしろ寝たくないのにいつの間にか寝てしまっている。
イヤなのは階段を上がってくる夢は続きから始まって、徐々に進んでくる。
何度か覚醒した感覚と進む夢を繰り返しました。
そして階段を上がりきりました。
「あつかったでしょう?」
耳元で女性の声の囁きで覚醒。
リアルに囁かれた声にビビり、飛び起きて階下の恋人を呼びました。
今思えば、なぜすぐに呼べなかったのか・・・。
同棲していた恋人も夜布団で全く同じ経験をし、男性の声でなにやら囁かれたそうです。
違いは男性の声だったのと、目を開けると青い光と男に睨まれたこと。
数日後、あの日川遊びした仲間と会ったときその話になりました。
5人中、4人がほぼ似た経験をしたそうです。
ムカつくのはその場を指定した奴だけが何事もなく安眠したこと。
私は金縛りに遭ったこともない0感。
リアルでもハッと目が覚めた感覚があったからただの夢で、金縛りにもなってなかったのかもしれません。
あれ以来川遊びはしてません。
個人的にはすごく怖かったです。
因みに有名な心霊スポットですが、某森よりも、森の向かいにある湖の方が地元では怪奇話が多いです。
つまらない話にお付き合いありがとう!
終わりです。