90%以上の人が経験しているといわれる口内炎。
痛いとわかっているのに、つい刺激してしまうと人は多い。
これは口内炎にはSとMの両方を増幅させる不思議な魅力があるからだ。
口内炎ができると、食事をしたり飲み物を飲んだりするときに痛みを感じる。
味の濃いもの、塩分濃度が高いもの、辛いのものなどの時は本当につらい。
しかし、痛いとわかっているのに、つい舌先で触ってみたり、噛んでみたりしたことがないだろうか。
爪楊枝や歯ブラシで刺激するという強者もいるようだ。
口内炎の痛みからSが増幅され、痛みの原因である口内炎を攻撃する。
当たり前だが、口内炎への攻撃は自分の痛みとなる。
しかし、この痛みは妙な気持ちよさがあり、Mが増幅される。
口内炎ができ、もしSだけが増幅され、Mが増幅されなければ、その攻撃対象は口内炎そのものではなく、別のものに向かい、イライラから周りの人に当たり散らす、生理中の女性のよう態度になるだろう。
口内炎はSだけでなくMまでも増幅する不思議な魅力があり、無意識でつい口内炎をイジってしまう人が多い。