塾講師M先生から聞いた話。
M先生が中学生の時、猫が毎日のように轢かれていた。
それを見た校長先生が、思いつきで猫の遺体の回収・埋葬のボランティアを決意。
その場にいたM少年、他数名の生徒にも手伝うよう要請。(巻き添え)
毎朝遺体を袋に入れて回収して、校長先生に渡していたそうな。
そして一応、校長先生に塩降られてからそのまま授業へ。
ある日、手間取って遅刻寸前になり、校長先生から「もういいからクラスに行きなさい」と塩撒きなしで出席。
その晩の事。
M少年が寝ていると金縛りにあい、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきた。
そして足元から大量の猫が体の上をダッシュ。
「あーこれまで回収してきた猫たちか。お礼でも言いに来たのかな」と思うも、「みゃああああああああああああああ」という鳴き声とともに顔まで遠慮なく踏まれていったそうな。
翌日からはそのボランティアもなくなったそうです。