人が病に侵されれば、免疫細胞と病原菌が戦い健康を取り戻そうとする。
この戦いによって発熱する。
風邪をひいて熱が出るのは、免疫細胞と病原菌が闘っているからだ。
少しくらい病原菌が体内に侵入、発生しても、異常だと感じるほど熱は発生しない。
発熱する前に免疫細胞が勝ってしまうからだ。
異常だと感じるほどの熱が発生するのは、強い病原菌がいるか大量に病原菌が発生しているときである。
発熱することで免疫細胞が活性化し、病原体を倒す力が増すからだ。
人は体の中にさまざまな菌を飼っている。
しかし菌ひとつひとつが自分の体の中でどんな働きをし、どのくらいいるのかを意識して生活している人はいない。
異常発生、異常な働きをし始めると、体内で勝手に免疫細胞が働いてくれる。
しかし、免疫細胞だけでは手に負えないときがあるため、薬や手術などで健康を取り戻す。
地球を一つの生命体と考えるなら、動物や植物、人間も、地球という体の中にいる菌だと言える。
地球温暖化は人間の文明が進み多く繁殖し始めてから起きている。
人間は地球上で唯一「知性」をもち進化し、野性動物や自然を侵食し、活動場所を広げながら繁殖している。
日本では少子化、人口減少が問題となっているが、世界規模で見れば人口は増加している。
人間が繁栄していく様子は、がん細胞とよく似ている。
森林伐採、大気汚染、様々なものが温暖化の原因とされ、対策が講じられてきたが地球温暖化は今も進んでいる。温暖化が収まるどころかよりひどくなっている。
地球温暖化対策は、人が病気になったときの、薬や手術のようなものに思える。
しかし、地球を思ってのことではなく、人間がこれからも生き続け、繁殖していくための行為で、人間という病原菌が宿主である地球を殺さないようにしているだけ。
地球にしてみれば病原菌は倒してしまいたいので、発熱(温暖化)は続いている。温暖化を食い止めるには人口減少しかないのである。
馬鹿気た話のように思えるが、多くの資産家たちは人口を減少させる方法をまじめに考えている。
ビル・ゲイツによる不妊人口削減計画のように、地球温暖化を防ぐのに最も効果的なのは人口の減少だと唱えている資産家は多い。人口減少のために、犯罪者やテロリストに資金や武器を提供している資産家もいる。
罪もない多くの人がいなくなることに罪悪感をかんじることはない。
ノアの箱舟の話で、ノアが多くの人を見捨てた悪者と語られることがないのと同じで、彼らにとって死にゆく人は正しき行為のために必要な犠牲者でしかない。
引用元:【都市伝説大全】