ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は1000万分の1。
人には「夢を買っている」などと言いながら、本当は当たることを期待している人は多いはず。
宝くじで1億円以上の高額当選をすると、金持ちになり生活が豊かになるとは限らない。
高額当選者の追跡調査を行うと、当選から10年以内に破産した人が約60%。
破産まではいかなくとも、借金漬けになっている人が10%。
借金はなくとも当選前の生活水準より下がった人は10%。
約80%の人が宝くじ高額当選前より生活が苦しくなっている。
お金に対する免疫力が足りない人が高額当選すると破産してしまう。
生活水準が下がらなかった20%はお金に対する免疫力が高かったと言える。
お金に対する免疫力がどのくらいあるかは、常にお財布の中にいくら入っているか、持ち歩いているかで測ることができる。
常に必要最低限、数千円~1万円程度しか持ち歩かない人は、お金に対する免疫力がほとんどない。
最低限少額しか持ち歩かない人ほど、「落とさないか心配」、「無駄に使ってしまいそうで心配」などお金がなくなってしまうことを心配していて、お金に対する免疫力が現れている。
また、少額ではなくとも、1ヶ月の生活費、お小遣いなど、消費していくことがわかっている金額しか持ち歩かない人も同様である。
最低限のお金しか持ち歩かない人より、ほんの少しだけ免疫力が強いだけで、さほど変わらない。
お金に対する免疫力が低いほど、持ち歩く金額は少なくなる。
「財布の中身は最低限=使ってもいい金額」という感覚を生み、小出しで使っていき無駄な出費をしていることが多い。
宝くじの高額当選で桁違いのお金を手にし、当選前より多額のお金を持ち歩くようになっても、「使っていいお金」という錯覚のままで散財してしまう。
いつしか金銭感覚が狂い、高額当選前の生活さえできない状態になってしまう。
常に5万円以上を「余分」に持ち歩くことで、お金に対する免疫力を高めることができる。
お財布に入っているのだから「使えるお金」だが「使ってはいけないお金」である。
「このお金は使ってはいけない」という抑止効果もあるが、不測の事態があっても対応できるという余裕も生まれる。
お金に対する心配が弱くなり、常にお財布の中に5万円以上あることが、当然のように感じられれば免疫力が上がってきている。
宝くじで高額当選を夢見るのであれば、いつもの金額+5万円を持ち歩いて、お金に対する免疫力を高めておくとよい。
引用元:【都市伝説大全】