学生時代、人形をコレクションしてる友人がいて、別の友人2人とその子の1人暮らしの部屋に遊びに行った。
びっくりするほどのありとあらゆる程の種類の人形がいてめまいがした。
異様なんだよなんか。
その数もさることながら、そこの空気が妙に冷気を感じるし、狭い部屋に置かれたおびただしい数の人形たちがまるで魂が入ってるみたいにこっちを見てる。
で、とりあえず、ネガティブな感想は言わないでお茶をいただいてた。
そしたらあるプラスチックの女の子の人形が電動でしか動かないはずなのに、手をあげたり下げたり繰り返すのね。
3人ともキャアア!!!!ってお茶どころじゃなくてパニック。
すぐその後、持ち主の彼女が人形の後ろを何度確認しても電池は数年まえから入れてないって言うし、ぞっとした。
3回くらい上げ下げした。
一体お人形は何を告げたかったんだろうって今になって思う。