家族と共に京王線沿線在住40年以上になります。
35年くらい前、『仙川』-『つつじヶ丘駅』の間は結構飛び込みが多くて、どうしても首が見つからなかったのが1件あったらしいです。
昭和末期の話。
布田駅の近くにM音楽学院の寮があって、出まくりだったらしい。
玄関を開けると、ど真ん中が階段。(不吉な間取りと言われている)
ドアがノックされるのは頻繁で、風呂でうしろ髪をつかまれたり、部屋で寝てて足首つかまれたりとか。今は何が建ってるのか知りません。
当時、上記に住んでた子と一緒にバイトしてたのが、調布駅南口のとある地下のCDレンタル屋。
改装中に事故があって、お亡くなりになった方がいらしたそう。
そこで初めて見てしまいました・・・。
今は別な店になっているので場所限定は避けますが、自分は零感だと思ってたのに。
ご期待にお応えできそうもなくてすみませんが、思い出し語りさせて頂きます。
店長さんが自他ともに認める「見える人」で、彼が呼んだのかもしれません。
バイトにも慣れた頃のある日、新入りバイトの女の子が「兵隊さんの足が見える!」とカウンター内で一言。
貸店舗になる前、地下は倉庫、休憩室はボイラー室だったそうです。
ボイラー室の改装中に事故があり、作業員が一人亡くなったそうです。
そう、「兵隊さんの足」は「作業靴をはいた足」だったのです。
私はバイトの中でも一番鈍かったので、他のバイトや社員の数々の目撃談や、店内のラップ音も、まったく他人事でした。
ところがある日の午後、先述の女の子が『足』を目撃したのと同じ場所で黒い影がしゃがむのを見てしまいました。
下半身しか見えませんでしたが、「兵隊さん」でした。
事故で亡くなった方は、オーメン2の医師のように、まっぷたつだったそうです。
私の目撃はそれっきりでしたが、開店前に店のシャッターを開けようとしても、鍵は開いているのにどうしてもシャッターが上がらなかったり、壁のディスプレイボードに並べた(当時はレコード)ジャケットがぱたぱた落ちたり。
しばらくして甲州街道沿いに有力チェーン店が来て、経営不振のため引き払いましたが、その後「あれっ?いや、気のせいだ!」という経験を何度かするようになってしまいました。