私の母親が去年突然亡くなった。
まだまだ若くてやりたいことも沢山あったろうに、可愛がってた猫(23才)を置いて・・・。
母親にベッタリだったその猫は父親と2人の生活に戸惑いばかりで、父親もまたあまり世話らしい世話はしなかったので戸惑いばかりだった。
言ってしまえばお互いがお互い少しずつ距離を縮めていってる感じ。
ある日父親が仕事で疲れて帰ってくると猫がやたら鳴く日があった。
あまりにもうるさくて父親が少し強めに叱るとすぐに猫は母親の遺影の方に・・・・・・。
骨壺に収まった母親の前に行きいつものように骨壺を舐めまるで寄り添うかのように寝始めた。
そんな毎日が結構続き、お互いに距離が少しずつなくなっていった。
母親のはいつも2人をすぐそばで見ているのかもしれない。
2人が険悪な雰囲気になるといつも猫が母親の方に行き何か話してるようによく鳴く。
父親はそれを見て猫を呼び寄せる。
父親は「夢に母親が出てきてくれない」とよく言うが、”そば”にいるからなのかも。
9月で猫は24才になる。
何度か痙攣を起こしつつもまだ母親のもとには行かなくてすみそう。
もうヨタヨタしてるし1日の大半を寝て過ごしてるけど。
母親に父親を見るように言われてるのかも・・・。
私は結婚して実家にはいないけれど、出来るだけ2人に会いに行くようにしてる。