私の従兄弟が小学生の頃、墓参りした時に白い丸い石を拾ってきた。
私に影響されたのか、意思の類を収集する真似事をしてたようだ。
その日、叔父が家に帰ってくると、その顔は異様に青白かったらしい。
そして、「家の中に何かある」と漏らしたそうだ。
不気味さの原因を探ろうとして一番に向かったのは従兄弟の部屋だった。
叔父:「今日の墓参りで、もしかして何か拾ってきたのか」と叔父が従兄弟に尋ねた。
石を拾ったことを打ち明けた従兄弟は、叔父と一緒に石を元の場所に置いてきた。
それからは家の中の不気味さはなくなったらしい。