小さい頃色々見えてた。
家の中にたくさん人がいた。
いる場所は居間から台所に行く途中の廊下にあるトイレの前。
古い家でトイレはその廊下より少し奥まったとこにあるんだけど、その奥まったところにたくさん人がいてガヤガヤ喋ってた。
喋ってる内容は理解できなかったんだけど、いつもみんな立ったままで5、6人はいたなって記憶してる。
で、特に何されるわけでもないんだけど、トイレ行くたびになんかちょっと怖かった。
その怖さは霊的な怖さじゃなくて、知らない大人がたくさんいるっていう怖さ。
あととにかくその人たちがすっごい喋ってるからうるさいって思ってた。
今考えるとご先祖様の霊かなって思うんだけど・・・。
自分が生まれる前に父方の祖父母は亡くなってたから会ったことないんだけど、着物を着て寝タバコしてるおばあさんを見たこともあって、それを親に話すとなんかびっくりしてた。
死んだばあさんがよくそうしてたって。
ご先祖様って温かく見守ってくれてるっていうよりは、もしかしたら子孫のことあれこれここがダメだあんなだからダメだとかって愚痴ってんじゃないかなー。
何となくあの時の会話の雰囲気はダメ出しっぽかったw