さっきまで6年前に戻ってた。
もうビックリよ。
まだ頭ン中混乱してる。
とりあえず報告までにこのスレに書くね。
9時くらいに仕事が終わって、かみさんとメシ食いにいったんだ。
食ったのはカレー。
あとビールを少し飲んだ。
店を出たのが10時くらい。
「もう10時だし帰るかー」みたいな発言をかみさんがしたのを覚えている。
ビールを飲んだんで帰りはかみさんの運転。
車内でかかっていた音楽はマイケル・ジャクソン。
その後、しばらくしてから記憶がない。
たぶん寝てしまったんだと思う。
気がつくと、実家から徒歩3分くらいの空き地で寝ていた。
最初アレッ?って感じ。
車に乗ってたと思ったのに・・・
だって今住んでいるところ鹿児島。
実家は愛媛の超田舎。
どんだけ距離あるんだよ、と・・・。
夢かと思ってほっぺたつねってみた。
痛い。
どうやら夢ではないようだ。
寝てる間にかみさんが愛媛まで走ってきたのか?そんな馬鹿な。
そういえばかみさんがいない。
とりあえず探し出して合流せねば。
とりあえず実家に行ってみる。
「ただいまー」と声をかけるが返事が無い。
自分の家なんで勝手にあがる。
でもなんだかちょっと恐かった。
家にあがってから、もう一度家族を呼んでみる。
やはり返事がない。
ふとテーブルの上においてある愛媛新聞に目がとまる。
2001年9月12日となっていた。
やばい。
過去に戻っとる!
「何でこんなことになったんだぁあああ!!!??」
そこで時空のおっさんスレを思い出す。
そういえば時空のおっさんスレで過去に戻ったときはまわりに人がいない、という書かれていた。
なるほど、過去に戻ったからウチの家族もこの家にいないのか。
そして、PHSの存在も思い出す。
そうだ!NOBODY!!ケータイだ!おっさんから電話がかかってくる。
慌ててPHSを取り出す。
圏外。
そうだ、ウチの実家はPHSが圏外だった。
恨むぜウィルコム。
やばいな。
これではおっさんとコンタクトがとれない。
このまま戻れなくなったらどうしよう、、、とちょっと不安になった。
と思った矢先、家の電話がなった。
なるほど、この手があったかとちょっと感心した。
でてみると女の人の声だった。
しかもどっかで聞いたことがある声だ。
「あー、やっぱりここにいた。今から行くからちょっとそこ動かないでね。」
そして電話は切れた。
おっさんじゃなかったな。
しかし、どっかで聞いたことのある声だが・・・。
そんなことを考えてると、玄関に人の気配。
「おじゃましまーす。」
入ってきたのは、広島にいたころにお世話になっていた庶務課のA木さんだった。
「A木さん!?」
「おっす!久しぶりじゃん!!」
その口調、やたらとデカイ態度、、、間違いなくA木さんだ。
「なんでまたこんなところに・・・」
「うっさい!面倒かけるんじゃない!とっとと戻るよ!」
・・・はっきり覚えてるのはここまで。
気づいたら、鹿児島の家で寝てた。
台所でかちゃかちゃ音が聞こえる。
行ってみるとかみさんがメシの準備をしていた。
「今何時?メシ食ったんじゃなかったっけ?」
「何言ってんの?仕事から帰ってきて1時間くらい寝てたじゃん。」
時計をみると10時だった。
どうやら少し時間を戻されたらしい。
妻は何も覚えていないようだ。
過去に戻ったことを話そうかと思ったが、またいつものオカルト趣味かと呆れられるのでやめた。
以上がさっき体験したことだ。
まだ心臓がドキドキしてる。