友人家族は転勤族。
ある日、近所の霊感有りなご婦人が、「旦那さん、凄い悪いの憑いてるから、早く◯◯神社に行っておいで」と爆弾発言。
言われてみたら、この土地に来てから旦那は悪運続きで体調も崩していた。
家族で行ったら、山奥の小さな集落にある古い村社で、当然神主も居ない。
普通に参拝したが、夫婦は何も感じず。
ただ息子は見える子らしいのだが、「中に白い服を着た人が、うようよ居た」との事。
「木霊も居た」と言う息子に、「ジブリと夢見すぎ」と半信半疑だった友人。
しかし、参拝してから旦那は目に見えて明るくなり、仕事も悪い事が起きなくなったそう。
後から知ったらしいが、その土地は近くの山から霊道が四方八方に伸びており、その霊道に友人家があり、旦那に影響が出ていたらしい。
その山はプチ恐山のようなもので、集落の人達は当たり前のように幽霊を見るたびに、霊感を持つ人が増えてしまったとの事。