10年くらい前の話なんですけど・・・。
高校生の頃かな。
友達と遊びに行く前、のんびりとダイニングでご飯食べて、さぁ化粧とか着替えの準備をしようと立ち上がったとき、家のチャイムが「ピンポーンピンポーン」と二回鳴った。
でも普段うちのチャイムは1フレーズ短い音楽が流れるタイプだからおかしいなって思ったのね。(ファミマの入店の音楽がまんまそれw)
でも確かにその時は「ピンポーンピンポーン」って鳴ったんだよ。
今でもハッキリ覚えてる。
「あれ、壊れたかな?」と思いながらも「はーい」って返事して玄関の前に行った。
当時うちの玄関のドアは横に滑らせて開けるタイプのドアで、格子の上に全面すりガラスだったの。
だから居れば人影とか丸見えなんだけど、その時は人影も何にもない。
全く誰も居ない。
ピンポンダッシュ?
イタズラ?
思いながら一歩前に踏み出したら、ブワッて嫌な気が押し寄せてきた。
風がないのに強風が吹いているような、全身がビリビリとするような嫌な気としか言い様がない。
それで咄嗟に「ヤバイ!」って思って洗面所に向けてダッシュで逃げて、ドアを閉めてから即効で水を出してそれに震える手を浸しだした。
この行動の意味は自分でも分からないけどw
あれなんだったんだろうなぁ。
怖かった。