刺青をしている人は警察官に採用されないという噂。
警察官採用試験で筆記の一次試験をパスし、二次試験に進むと面接および体力検査がある。
体力検査の最後には上半身は裸、下半身はパンツ一丁で受けさせられる身体検査がある。
表向きは関節の可動状況を調べることになっているが、服を脱がせて検査するのには刺青をしていないかのチェックが含まれている。
大股を開いて行う運動や開脚屈伸時には、股間付近のきわどい部分も実はチェックされていて、検査でもしも刺青が見つかればその人は不合格となってしまう。
この試験風景は隠し撮りによって録画されている場合があるらしく、裸体で行う身体検査を含む映像がどのように使われているのか気に掛かるところである。
警察官採用試験の都市伝説として、刺青の他に有名な話が赤旗購読者の噂である。
一昔前の噂では、家族に共産党の関係者や赤旗新聞の購読者がいると警察官採用試験には必ず落ちるということが云われていた。
日本共産党は公安調査庁の監視団体の一つであり、党が発行する赤旗新聞の購読者リストを公安が握っているので、購読者は採用試験で落ちるというのである。
身内に赤旗購読者がいる人物を警察官に採用して、もし何か不祥事を起した場合には採用した人間の責務が特別重く問われた時代があったらしく、面接官は保身のために購読者家庭の受験者を敬遠せざるを得ない事情があったそうだ。
身内に赤旗購読者がいると100%落ちるという訳ではないが、採用側の諸事情により敬遠されることがあったのは本当らしい。