リビングの窓うぃ叩いていた犯人

カテゴリー「不思議体験」

毎晩、リビングの窓をバタバタと誰かが叩くようになった。

時間は決まって深夜0時過ぎから俺が寝る2時前後まで。
気のせいなんてもんじゃなく、窓ガラスを露骨にバタバタ叩き、時には爪でガリガリやるような音がする。

何度もカーテンを開けてベランダを確かめたが、誰もいない。
この数年家族や友人が続けて亡くなり、時々うちに来ていたのでソレかとも思ったが、彼らなら窓の外でジタバタなんかせず、堂々と部屋に入ってくるはずだ。(いつもそうだし)

ヘンだなぁと思っていたら、ある晩、とうとうヤツの正体を目撃した。

正体は、体長5、6センチはあろうかという巨大なセミ。
そいつが夜ごとうちのベランダで暴れ、窓に体当たりしていたのだ。

うるさくて仕方ないので帽子で捕まえ、ベランダと反対側にある駐車場に放ちに行った。

ところが、何故かそれからも毎晩セミが来て(同じヤツかどうかはわからない)リビングの窓ガラスに体当たりして半狂乱で暴れていく。
両隣も夜行性の人々で、部屋に灯りがついているのはうちだけじゃないし、うちのベランダ近くにセミが来そうな樹木があるわけでもない。(つか5階だぜ?)

この数日やっと治まったが、どうして俺だけがセミに狙われたのか謎。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!