※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきました、MAKOTOさんからの体験談です。
初投稿させていただきます。
自分が小学生の頃は、超能力やUFOも含めて空前のオカルトブームの時代。
心霊写真集を読み漁ったり、テレビの特番などに夢中になってた。
我が家は3人家族で、当時お袋、親父といわゆる川の字で寝てた。
ある晩眠りにつこうとすると体が動かない。
親父に助けを求めようにも声も出ない。
これが金縛り・・・なんて思う余裕もなく、とにかくもがこうとしていると、首だけが左右に動かせる。
親父の方に目を向けると、何事もないように眠っていたのだが、その足元にモヤのようなものが・・・段々とそれが人の形になっていくのがわかった。
どうやら女性のようだが、もうビビりまくっていたので、自分はパニック状態。
目を閉じて、『誰か助けてくれ!』ともがいていると、フッと金縛りが解けた。
これが初めての霊体験。
中学生になる頃には、金縛りも何度も経験していたので、あぁまたか・・・くらいにしか思わなくなっていた。
もう、小さな自分の部屋で1人で寝ていたのだが、ある晩また金縛り。
するとベットではなくいわゆる煎餅布団で寝ているのに、明らかに人の手が自分の背中を押す・・・。
そうしていると目の前に足元の押し入れの襖がある・・・。
あれ、なんで目の前に襖が?
おそるおそる振り返ると自分がいる!
これはヤバいかも!
戻らなきゃ!
そう思ってもがいているといつの間にか元に戻って金縛りは解けていた。
この日をきっかけに金縛りにあう度に背中を押され、幽体離脱状態になる事が多くなってきてしまった。
しかし、大学生になったあたりからそんなことも無くなり、金縛りは年に何回かあう程度。
霊感なんて上等なものでは無いが、何かを感じる場所に行くと鳥肌が止まらなくなる程度。
ちなみに有名人の霊体験の本を読んだ時に、歌手の森口博子さんが、背中を誰かに押され幽体離脱してしまったという話をみて、ものすごく共感してしまった。
書きなぐりなので、粗雑な文章でしたが、自分が金縛りになるきっかけの話でした。