さっきあったことを話す。
今日は風邪ひいて学校休んでたんだ。
それでこたつの中でゴロゴロしてるうちにいつの間にか寝ちゃって起きたら、案の定喉が乾燥しきっちゃってめちゃめちゃ痛い。
しょうがないから自分のベッドで寝ようと思って自分の部屋に行ったらベッドが人一人分くらい膨れてる。
は?誰?ってなってすごく慌ててたと思う。
だって家にはばあちゃんと自分しかいなくて、ばあちゃんは台所にいたから・・・。
それでパニクって幽霊だから大丈夫とか訳のわからんことつぶやきながら、その人一人分くらい膨れてるところを思いっきり踏んずけたんだ。
そしたら男の声で「ぐぎゃっ」って聞こえて踏んだ感触もあって不審者だああああふじこふじこって半分発狂しながら布団めくったら誰も居なかった。
それでこわくなってリビングに逃げ帰ってきたところ。
声と踏んだ感触がまだ残ってて怖い。