※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきました投稿です。
数年前の夏の夜、大学の友人と近所の墓地に肝試しに行った。
心霊スポットとかじゃない普通の墓地なので当たり前だが何事もない。
とりあえず一回りして友人と別れアパートに帰り軽く飲んで寝た。
おかしな夢を見た。
俺は墓地らしき所をフラフラ歩いている。
すると突然、首が外れて足元にゴロンと落ち、それを蹴ってしまった。
驚いて跳ね起きる。
「なんつう夢だよ・・・」
寝惚け頭でそう思いながら水でも飲もうと台所へ向かう。
爪先に何かがぶつかる。
「なんだ?」と灯りを点ける。
足元を見ると俺の首が転がっていた・・・。
「うわっ!!首が取れたっ!!」
今考えると大馬鹿だが、その時は本気でパニくり大慌てて頭を触る。
頭は付いており「なんだこりゃ??」と足元を見ると首はなかった・・・。
だが爪先に感触は残っている。
深く考えない事にして布団を被り朝までデタラメなお経を唱えていた。
その後、特に何も起きていない。