気づかれたら殺すつもりだった

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

日常に潜む怖い系でいくつかご紹介・・・。

【ハンマーと包丁】
小さい頃に夜中に窓が割れる音がした。

ガシャって鈍い音がして、一瞬なんだろうと起き上がろうとしたけど、「ギィ」って足音がしてやばいと思った。
完全に泥棒、親が起きないように祈りながら寝た。
気づいたら殺されると思ってじっとしてたけど冷や汗が凄かった・・・。

俺の部屋の隣は台所なんだけど、「ガサゴソ」する音がして怖かった。

そしてそいつは玄関から出て行った・・・。

朝起きて親に聞いてみたら父も母も気づいてたらしいけど、怖くて寝たふりしてたらしい。

警察に電話して事情を話したら・・・しばらくしたら捕まった。

犯人は近所の人だった。
その家の子供とも仲がよかった。

押し入ったときに持ってたのはハンマーと包丁・・・。

気づかれたら殺すつもりだったらしいと聞いて本気で怖くなった。

【あの名前じゃ・・・】
友人の親戚には姓名判断で結構名の知られた占い師がいるそうで、彼の兄夫婦に子供が生まれたとき、名前について相談したんだそうです。
そしていくつかの名前を考えてもらったのですが、結局、子供には兄夫婦が自分たちで考えた名前を付けることにしました。

しかし数年後、その子は病気で亡くなってしまいました。
お通夜の席で悲しみにくれる兄夫婦に占い師は寄り添い「辛いよねぇ。でもあの子のためにも元気を出さなきゃね。」と優しく励ましの言葉をかけてくれていたのですが、占い師が兄夫婦のそばから立ち去る間際、優しいそのままの表情で残念そうにこう言ったそうです。

「あの名前じゃ長生きはできないもんねぇ。」

【コ・・・コーヒーでも飲みにいかない?】
俺の母親の兄貴、つまり俺のおじさんの話。

おかんの実家は高野山。
おじさんはまだ結婚もせず、その家に住んでた。

ある夜、トイレに行こうとして、トイレの前まで行き、トイレの電気のスイッチを入れた。
つまり、当然だが、スイッチを入れるまでは、トイレは真っ暗だったんだが・・・。

中に人がいた!

女性だった。
瞬時に「こいつはやばい」と悟ったおじは、とりあえず、家から出そうと思い、「コーヒーでも飲みに行かないか?」と誘った。
その女性は無言でついてきたらしい・・・。

近所の喫茶店まで行き、コーヒーを飲んで、ちょっとトイレに行って来る、と席を立つと、そのまま勘定をすませて速攻で家に帰ったらしい。

これで終わり。
でもおじいわく、「こんなことはこっちではたまにあること」、だそうです・・・。

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