あたしが一人暮らししてるアパートのお隣さんが結構前にお亡くなりになったんですが、その方は部屋で首吊ってたらしいです。
少し変わってるって有名な方で、なんか、オタクで普通の人より少し性欲が盛んな方でしたw
同じアパートに住む女性は年齢や容姿に関係なく声をかけられていたみたいで「部屋で一緒に飲みませんか?」などはまあいいんですが、「似合う服があるんだけど、俺の部屋で着てみてくれない?」など・・・さすがに困っていました。
その方がお亡くなりになられてから、遺書?というか、死ぬ前にいろいろと思ってた事を書いてたらしく、自分は一生童貞、とか所詮3次元が、とか最後には「俺は2次元にいくんだ!」というような内容だったらしいです。
亡くなられて同じアパートの女性たちは「化けてでたら・・・」、なんてやはり不安な気持ちもあったので、管理人さんに頼んでその方の部屋と全女性の部屋を霊媒師みたいな方に清めて(?)もらいました。
それから1、2週間ほど経ってからのことです。
夕方の6時くらいに急に自分の部屋の外から泣き声がしたので出てみたら、2部屋隣の小学2年生の女の子が大泣きしていて、聞いてみたら「お兄ちゃんが裸になれって言ってくる、一緒に遊ぼうって手をひっぱる」っていうんです。
変質者でもでたのかな?と思って管理人さんに報告して通報しようと「どんな人やったん?」と風貌を聞くと、先日亡くなったお隣さんの事を言うんですよ。
管理人さんに報告すると、一応様子見みたいな感じになって、みんなを怖がらせないために女の子とあたしに誰にも言わないようにということで、その場は終わりました。
そこから2、3日してからそこに住む老婦人から、裸の彼がエレベーターで荒い息遣いをしながら真後ろにいた!との情報が・・・。
これじゃその辺の不審者よりもタチが悪いと、すぐにお祓いの依頼。
管理人さんに言われてその日は1日中引きこもりましたw
そして、その夜中のことです。
寝れないのでずっとPCをいじってたんですが、夜中にドアをノックする音が・・・。
怖いので最初はシカトしてたんですが、何回かノックされ気になってドアの前まで行くと、「ハアハア」とドア越しに息遣いが聞こえてきました。
あまりにも生々しいので幽霊じゃないかも?とか思ってドアの穴から覗いたら・・・誰も居ませんでした。
でも息遣いは聞こえるんです。
パニクって電話で兄に(兄は昔からそういうのが見えるらしい)急いで来て来てもらうように頼みました。
兄は一人暮らししてるとこが近いので、すぐに来てくれたんですが、バタバタと部屋の前まで来て「なんしとんねん!この短小包茎の変態が!」と急にキレはじめ、ドアを開けるに開けられず立ち尽くしてました。
しばらくして兄が「もう平気やから開けてー」って言うんで開けたら誰も居ないし、息遣いももうなかったです・・・。
兄に説明したら、部屋は清めても、通路とかは何も清めてないから霊がウロウロしてたらしいです。
とても怖い体験でしたけど、短小包茎はかわいそうだなあ・・・とw