親戚限定だけど、人が死ぬ前に線香の香りがする。
虫の知らせというやつかな・・・。
一番最初は小学生の時。
線香の香りがしたので、友達に「さっきお香の香りがしてたな」と言ったら、そんなものはなかったと言われた。
その一週間後に叔父が死んだ。
その後、親戚が死ぬ一週間前くらいから、線香の香りがするようになった。
祖父の時には線香ではなく、何度も名前を呼ばれた気がした。
後から聞いたら、ちょうど死亡した時刻だったので恐怖した。
極め付けが叔母。
一ヶ月くらい、木を焼くのと線香の香りを混ぜたようなのが続いた。
今までの中で一番はっきりと感じた気がした。
それがぱたりと止み、しばらくしてから家族から死んだのを聞いた。
実家暮らしだったから、親戚の病状とか聞いて無意識で勘が働いてたんだろうと思う。
けど叔母の時、もう一人暮らししてたから、そんな話は全く聞いてなかった。
大して怖くないけど、気分の良いものじゃないし、正直気持ち悪い。