人形の家

カテゴリー「心霊・幽霊」

ふと昔のことを思い出したんで投下。
あんまこういうの書かないんで分かりにくかったらスマン。

中学生くらいの時に家族で鹿児島の某所に3日ほど観光に行った。
2日目の夜だっただろうか、親に「夕飯どうする?」と聞かれ、俺ら兄弟は「ステーキ!」と即答した。

旅行先だからファミレスじゃ味気なく、かと言って土地勘のない場所だったため親はカーナビに「近くのステーキ屋」と入力。
条件に合う店が周辺に4件ほどあったため適当に近場に行くことにした。

他の店の名前は忘れたが、そのうちの一つの店の名前が「人形の家」だったと記憶している。

その時の時刻はもう9時過ぎで周囲は街中でも真っ暗だった。
そんな中カーナビに従って人形の家へ向かったのだが、車はどんどん寂れた道へと入っていく。
もうこれ車のライトくらいしか明かりなくね?というくらいに暗い。

周りは草木ばっかりで、サトウキビ畑沿いの道のような感じの草だらけの山道だったし舗装もされてない。
そんな道を10分くらい走っただろうか、「別の店行った方がいいんじゃない・・・?」と思いはじめた時ようやく建物が見えた。

俺らの目の前に現れた建物はどう控えめに見ても廃墟。
普段はおしゃべりな親が無言で車をUターンし、結局街中の居酒屋っぽい店で夕飯を食べた。

・・・ということがあったよな、とふと思い出し親父に話してみたら、病院勤めの親父が「あれ廃墟というか、廃病院だと思うわ」とぼやいた。

なんでカーナビがそんなとこに案内したのか未だに分からずにいる。

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