俺の霊体験(と思われる)を一つあげると、某県のカルストで有名なところ。
数年前初めてそこに行った時、親父が「ここはよく霊が出る」とか不気味なことを言うんで俺も見てやろうじゃないかと意気込んでいた。
小さい頃は俺も霊が見えていたらしいんで期待はしていた。
深くまで進みデジカメに収めたいスポットがあったので写真を撮る。
が、画像は真っ白になっておりうまく撮れない。
正確には白い濃霧に無数のシャボン玉が浮かんでいるような写真になり、肝心な遠くの景色がもはや写ってない。
なんじゃこりゃ。
湿度も高く、俺は空気中の水分に光が反射したのかなと、思っていた。
しょうがないから親父にパス。
すると親父は微かに霧がかかるものの割とうまく撮れている。
おかしい、と俺が同じ立ち位置で撮り直すがまたも超失敗。
もう俺にはカメラセンスがないんだろうと思ってその日は帰った
後日、心霊写真に関する解説的な本を読んだ時に知ったんだが、その業界では
何もないのに写る霧は守護霊、シャボン玉は悪霊を表しているそうだ。
しかもその悪霊が写ることはそうそうなく、悲惨な交通事故などで二、三個写る程度。
これが本当なら俺が何度も撮ったのはおびただしい数百という悪霊。
はっきりと幽霊が写ったりしていないから別に怖くはないんだが、俺には凄く強い守護霊がついていておかげで悪霊も写るってことなのかなと満足している。
守護霊さんありがとう。
これからもよろしく!