昔住んでた団地の話。
黒猫を飼っていたんだけど、団地に引っ越してから突然死んでしまった。
死ぬ二日前に2メートルほどの男の人を見たんだ。
死ぬ前日に黒猫が男のいた場所をずっと見ていた。
その日からいろいろあり、ある日昼寝しているときに、修学旅行に行ってる夢を見た。
お昼ご飯を食べるためにお店に入ったが、席につくと何か後ろにいるような気がした。
とにかく後ろを向いちゃいけないような気がしたが、何故だが姿がわかる。
貞子なような女がいるのがわかった。
夢だけど、他の人は気がついていないようだ。
「うわあーなに?こっちくんなよ・・・えっ?まじなんなのさ・・・」っと思いながら気付いてないふりをした。
だけど、女が近づいてくる。
「もう無理・・・」って思った瞬間、とてもリアルな感触で後ろから抱き付かれた。
・・・と同時に夢がさめた。
起きたとき、たまたま寝ている頭にあった仏壇を見たら扉が開いていた。
その日の夜に母親と当時の彼氏に夢の話を笑いながら喋って特になにもなかった。
その後から、寝たら目は覚めたのに起きられない事が続き(金縛り的な?)
「いやだな~」って思っていた。
貞子の夢から1ヶ月くらいたった夜に寝ていたら金縛り的な物にあい、何故かとてつもなくヤバイような気がした。
廊下の電気の光がこちらの部屋に漏れていて、小さな影が写っていた。
その影はおかっぱの着物を着た日本人形サイズくらいの女の子が斧を持っていた。
「殺される!」と思い必死に動こうとしたが感覚だけ動いていて全く動けない。
その間も女の子は近づいてくる。
もう泣きそうになって、ジタバタしてみたが、全く駄目。
ベッドのはしごに上ってくる女の子の影が段々小さくなり、女の子の頭に、斧まで見えてきて後二段と言うとこで、目が覚め体もうごくようになった。
起きたら汗ビッショリと落ち着こうと思い回りを見て夢を見たんだろうと思ったが、さっきの部屋の光景と全く同じで現実かも?知れないかも・・・?と思いながら怖すぎてしばらく彼氏に泊まってもらうことに。
彼氏が来てから一週間、私が高熱でて凄く具合が悪かった。
早めに寝ることにして具合が悪かったので、すぐに眠ることができた。
が、その日も金縛り的な物にあい目をさました・・・よくわからないが、体は動かないのに頭が持ち上がったような状態になり足元を見ると前に見た貞子型の女がいた。
もう大パニック!
隣で寝ていた彼氏を起こす為に手を動かし、彼氏を叩きまくった。
感覚はあるのに手に集中してみると、全く動いていない。
とにかく起きてほしく声も出そうとしても全然出ない。
本気でヤバイと思い感覚だけジタバタしていたが、女が徐々に上がってきて首に手が・・・。
もう無理って思ったら気絶したようで、その後目が覚めた。
熱のせいなのか、パニックのせいか毛布が湿るくらいの大量の汗をかいていた。
その後も色々見ててある日母親の知り合いの霊感強い人が家に来てベッドの位置が悪いのとベッドの下にある服なんかで、たまりやすくなってるよっとのことで、ベッドの位置を変えたら全然見なくなった。
死ぬかと思った唯一の出来事でした。
土地柄のよくない所だったようです。