今年のお盆に実家に帰ったときにあったこと。
まず実家についての説明を・・・。
今の実家のある場所は、祖先は離れた土地から今の場所にやってきて、廃れたお寺だったとこに家を建てて住み始めたらしい。
その証拠に家の敷地内にお地蔵様がいくつか残ってるし、田舎でよくある屋号も、一番東のほうに家があるんだけど、お隣さんが「東」で、うちの屋号はとある地域の名前(そこらの地域から引っ越してきた?)。
それで小さい頃から自分しかいないはずなのに家の中をかけまわる足音がしたり、誰もいない部屋でタンスや引き出しを閉める音とかが聞こえるのはしょっちゅう。
今までなんとも思ってないんだけど、(今まで幽霊を目にしたことはなかった。不思議な体験もいくつかしてきたから、その話もいつか書きたいと思う。)
でも今年の夏に初めて幽霊っぽいものを見た。
大学生で県外の大学に進学させてもらってるんだけど、今年は4年生で就活も終わったので、お盆らへんに実家に帰ったんだ。
それで今実家が古くない方の家をリフォーム中で、自分の部屋がないからお仏壇があるお座敷で寝ることになったんだ。
んで、12時頃に布団に入ったんだけど、携帯をいじって2時ぐらいになったときにお仏壇のほうから
「ふふっ」って女の子の声が聞こえて、ビクって驚いた。
上に書いたようなことはたくさんあったけど、声を聞いたのこれが初めてだった。
声のした方に目を向けたら、お仏壇の前においてある座布団に和服(着物?)を着た、おかっぱの女の子が正座して座ってた。
んで俺は直面した出来事にびっくりしている間にその女の子は消えちゃった。
特にこれといって怖いことはなかったんだけど、その女の子がちょっと可愛かったからまた出来れば会いたいなって思う。