球磨川河口での入水者

カテゴリー「心霊・幽霊」

K県Y市に港がありその沖500mほどに三っ島ってのがあります。
周囲2・300mほどの島が3つに小さい島1つで計4つの島です。
すべて、無人島です。

その南から2つ目の島(4島中最大)が観光地化されてキャンプ場とか出来てます。
以下、親父(75才、元漁師)の話・・・。

親父が10代の頃、伝馬船(公園のボートみたいの)で親父の弟と釣りにいったが夜になり、島のそばで船を止めて船中泊。
深夜、弟が飛び起き「とにかく帰ろう!」と錨のロープを切って、櫓を漕ぎ出した。

帰りながら弟を問い詰めると、「錨のロープに人が掴まり鼻から上を海面に出し、にやって笑った。」と。

その島に夜釣りに来てた人が、ちょっと離れたところにいる相方に、「おおーい・・・俺の足元に死体があるぅぅ」と言ったそうです。
携帯などない頃で、瀬渡し船を呼べず朝までそのまま・・・近くの球磨川河口での入水者だったらしい。

この島は、明治初期に伝染病が流行った時、患者を島の中腹に生き埋めにした、と親父は言ってた。

「あんなところでキャンプは出来ないな。Y市の開発課はもちょっと調べてから・・・」と言う俺に、「んなーこたない」と親父は言ってたが、その島のそばでは漁はしなかった。

地元の観光地を貶めるつもりはないが、これからキャンプの季節。
そこに行く人は線香の1本でも・・・。
俺は行かないが・・・。

自分はO島出身。
激しくローカルねた。

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