私の曾祖母が霊媒師だったので、我が家は心霊系の話が割と当たり前でした。
そんな我が家の怖い話をひとつ。
私は高校卒業まで南西諸島のある島に住んでいました。
高3の時、郷土学習授業(島の歴史を知るため色々まわる)があり、そのコースの中に風葬、戦争時代の先祖の骨がまだ野ざらしになってる所があったんです。
初めて行く私は友達と「心霊写真とれるかな?笑」なんて感じでふざけてました。
ところが、山の茂みをわけてその洞窟についた時私は愕然としました。
特大ポリバケツ10個に入った頭蓋骨の山山山・・・・・・!!!
本物の異様な迫力に圧倒され私達は言葉を失い、そこをいち早く後にしバスに逃げました。
あまりのインパクトに家に着くなり母にそのことを話したところ「それね、私が小学校の時も授業でいってねぇ、その後家に着くなりおばぁちゃんが(お前、なにつれてきたぁ!!!)って言うのよ!」
「何だったの?しょってきちゃってたの?!」と聞くと、「あぁ、おかあさん赤ちゃんの頭蓋骨持って帰ってきちゃったのよ!ちっちゃくてかわいくてねぇ!でもおばぁちゃんには見えたみたいですぐばれちゃった!」
ばぁちゃんがなんか連れてきたの言い当てたとかうんぬんより、あんな場所からしかも頭蓋骨を持ち帰る母のヤバサが一番恐怖でした・・・。