※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきました、MAKOTOさんからの体験談です。
今の家を購入したのは、かれこれ18年前。
新築ではなく、中古の物件を購入してリフレッシュした。
家を購入する前に、カミさんに、「霊的に大丈夫かちゃんと見てね」と言われていた。
自分は、見える訳では無く、良くない場所とかに行くと鳥肌が立つ程度だったが、見た限りそれ程問題もなさそうで、いい物件だったので、購入に至った。
それ程と言うのは、ある一箇所に若干の違和感を感じていたから。
でも、あんまりそんなことを言っても家族を怖がらせるだけなので、その時は深くカミさんにも説明はしなかった。
リフォームも終わり、新居の生活が始まったある日。
自分は仕事にいっていたのだが、カミさんの友人が遊びに来ていた。
自分が帰宅した時には、その友人は帰った後だったのだが、カミさんが「前にちょっとだけ違和感があるって言ってたけど、それってこの家のどのあたり?」と聞いてきた。
急にそんなことを聞いてきたので、ちょっとビックリしたが、正直に、「1階の出窓の辺りかなぁ」と答えた。
どうやら遊びに来ていた友人はいわゆる見える人らしく、自分が答えた出窓に女の子が腰掛けてると言っていたそたうだ。
「そうか、女の子か・・・」
自分は見える人ではないので、そう思う程度だったが、それから1階にいると、視野の端っこに白い服を着た女の子をよく見かけるようになった。
家は二世帯住宅なので、自分の両親も含め、6人家族なのだが、どうやらその女の子を見かけているのは、自分とお袋だけのようだ。
ある日、たまたま1階の居間でお袋とテレビを見ていたのだが、テレビを見てる視界の端に女の子が通り過ぎていくのが見えた。
咄嗟にそっちに顔を向けたのだが、お袋も同時にそっちを見ていた。
「今いただろ?」と言うと、私は何にも見えてないし、誰もいなかったとお袋は言うのだが、お袋にも女の子が見えていたんだろうと思う。
不思議なことに、その女の子は2階で見かけることは無い。
どうやら1階だけウロウロしているらしい。
特に何かをされたりする訳でもないので、そのまま生活しているが、もしかしたら、座敷わらしなのかも知れない・・・。
特にいい事が起こっているということもないんだけどね。