心霊番組を観ている途中で

AV仕様の最強媚薬・エロティカセブン

媚薬・エロティカセブン

まだミレニアム前、夏に彼女と一緒にTVの心霊特集を観ていた。
彼女が極度の恐がりなのを面白がってわざとそういう番組を部屋を暗くして見てた。
例によって恐怖体験だとか心霊写真だとかありきたりの番組が終わった。
途中、日中暑かったせいか、突如激しい夕立が訪れ、窓に打ち付ける雨の音が雰囲気を盛り上げたが、これといったクリティカルに怖い内容もなく、俺はつまらなそうに、そして彼女はほっと胸を撫で下ろしていた。

確か2時間特番で、19時くらいから見始め、終わった頃には21時を回ろうとしており、まだ夕食を済ませていないことに気付くとやたら腹が減った。
家にたいした食材もなかったのでコンビニに買い物に行くことにしました。
コンビニは家から5分もかからないところにあるのですが、どちらがいくかということでジャンケンをし、負けた彼女が心霊特集もあってか半泣きで渋々アパートを後にしました。

『・・・バタン』

ドアの閉まる音が聞こえ、階段を下りる音が聞こえました。
俺はゲームでもやるかなと、テレビを外部入力に切り替えたその時、『タンタンタンっ・・・』とすごい勢いで階段を上ってくる音が、その後『ガチャガチャ!!!』と、慌ててドアを開けようとしているみたいでした。
玄関まで見に行くと、彼女が息を切らして、「・・・ってない!!」と。

慌てているようで言葉がつっかえます。

「何??どしたの?」

聞き返す俺に息を吸ってゆっくりいいました。

「雨、降ってない」

一瞬、何を言っているかわかりませんでしたが、瞬時に先ほどの記憶が甦りました。
そうです、確かにTVの心霊特集を見てるときに窓を打ち付ける雨が降り、彼女はそれに怯えていたのでした。
そんなハズはと思い、一緒に外に出てみたのですが、道路は物陰すらも乾ききっており、少なくとも1~2時間前にそんな土砂降りの雨が降ったような形跡はまったくありませんでした。

あの時の雨の音はなんだったのでしょう。
確かに変な部屋で金縛りにはよく遭いましたが、あそこまでへんな現象は初めてでした。

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