一応、実体験の話。
少し戦争関連?の話だから不謹慎に感じたらすまん。
高校の修学旅行先が沖縄で、まぁお約束というか、学習の一環で最初の2日は記念碑とか施設とか、戦争跡地巡りだったんだ。
その中で、Iという防空壕に使われた洞窟いくことになったんだが、バスの中でガイドさんが「暗所・閉所恐怖症、霊感のある方は教えてください」って言うんだよ。
前半はわかるが、後半はウケ狙いなのか?て思ったんだが、割と顔はマジなんだよね。
ちなみに3人くらいの女子が暗所恐怖症で、て手あげて、バスに残ってった。
防空壕までは、近場でバスから降りて山の中を5分くらい歩いていった。
中に入ると、供養の為なのか、お地蔵さんがあったり、花が供えられたりしていて不謹慎だが「おおーまじすげぇ」て思ってた。
で、進むとすごい暗いんだよね。
事前に懐中電灯は皆持ってきてたけど、洞窟の奥についたら、戦争の逸話聞いて、昔の状態を体験しようって明かりを皆で消したんだ。
真っ暗で何も見えないし音は響く、狭くて息苦しいと結構怖かった。
で、キョロキョロしてたら、自分たちの入ってきたあたりに明かりが見えた。
懐中電灯みたいな人工の明かりじゃなくて、蝋燭とかの火の明かり。
その時は、「あー戦争中の再現のために蝋燭おいてんのか」て思って、近くいた担任に、蝋燭のこと教えながら「リアルに再現してるんですね」て小声で話してた。
そのあと、防空壕を出る途中に、担任がガイドさんに「蝋燭を使って、戦争中の防空壕の様子を再現しているんですか?」て聞いたんだ。
まぁ予想はつくと思うけど「蝋燭なんて、つけてないですよ」ていうんだよ。
ガイドに「見間違いじゃないですか?」言われたけど、私と担任、二人が見たんだから確かに明かりはあったはずなのに・・・。
ちなみに、別に自分は霊感とかはさっぱりない。
体験した当初は怖かったけど、3日目に海で遊んだた時にはすっかりその事は忘れてた。
逆に、思い出して友達に聞かせて楽しむ程度に余裕だった。
それで帰りの飛行機で、友達に冗談で「防空壕で見た火の玉がくっついてきたらどうしようww」て話したら友達が凄い微妙な顔で「気を悪くしないでね」て前置きで話してくれた。
友達:「○○(じぶん)て、寝言とかひどいほう?」
自分:「自分ではわからんが、家族に何か言われたことはないよ」
友達:「あのさ、ホテル止まってた時、夜にすごい寝言言ってたんだよ」
自分:「まじでwwwww(笑い話だと思ってた)」
友達:「なんかさ・・・しぬー!あついー!みずー!て、段々大声になるからマジ怖かった」
自分:「・・・・・・・・・・・」
友達:「学校で見た映画でさ、防空壕に手りゅう弾入れられて、中の人死ぬシーン、あれ思い出しちゃって・・・」
友達:「それだけだし、ただの寝言かもしれないから、言っといてなんだけど気にしないで」
家族に聞いたが、私は寝言とか言わないらしい。
火の玉と、寝言が関係あるかはわからないが、成人した今では何も起こらない。
で、今度沖縄行く予定があって、花を添えに行こうと思ってます。