心霊・幽霊系でいくつかご紹介・・・
【ファミレスの家族】
先日の日経夕刊のコラムに、深夜のファミレスは結構恐いよって話が載ってた。
コラムを書いてる小説家が知人のAさんに聞いた話。
Aさんが深夜のファミレスで仕事をしていたら、両親と小学生~中学生くらいの子供3人の親子連れの客がいたんだって。
時間帯が子連れ家族としては不自然である以外は、ごく普通の仲のいい家族という感じだった。
そのうち、家族連れに中のAさんに背を向けて座っている女の子が、家族の会話には加わらず、ずっと下を向いたまま動かないことに気付いた。
Aさんは経験上『視えて』しまっても気付かないフリがベストと、そのまま気にせず仕事をしていたが、トイレに行きたくなったらしい。
トイレに行くには、その家族の前を通らなければならない・・・。
あえてその動かない子の顔は見ないようにしてトイレに行った。
トイレから出たら、その家族連れは動かなかった女の子だけを残して消えていた。
その女の子が幽霊なのかどうなのかは怖くて確認出来なかったというが、明らかに異様な雰囲気を醸し出していたらしい。
【本当に見る方】
高野山の高僧の中には本当に見る方いらっしゃいますよ。
母の従弟が建築士で、とある御寺の修繕をしていた時、そこの老僧が静かに「貴方の御親戚に殺された方がいらっしゃいますか?」と尋ねられた。
彼の姉が実は自殺をしていたので、「殺されてはいないが、自死している姉がおります」と言ったら、僧侶が溜息を吐いて、「貴方の背後にいる女性が殺されたと訴えていますよ」と、教えてくれて真っ青になったと。
下山してから親戚一同集まって、こう言われた、ああでないこうでないの議論が始まり、そういえば亡くなる前なのにきちんと御飯の支度してたわ、綺麗にお化粧してたわと、小さな子ども二人いて、責任感の強いあの子が自殺だなんて、と色々噴出。
数年後、再婚した姉の元亭主が後妻を殺し、四国のある鉄橋から投身自殺というニュースがあって、親戚一同愕然。
やはり高野山の僧侶の話は本当だったのか!?ということになりました。