小6のときの話。
休日に隣学区の公園まで行ったら、そこの学区の連中に缶けりに誘われて、一緒に遊んだ後にお互いの学区や小学校の話を交換し合って盛りあがったことがあった。
会話の最中、一人が「そっちの学校に5年生のヤマダユウコっているでしょ?」って尋ねてきた。
聞けば、学区内の別の公園に時どき一人で遊びに来る女の子がいて、何度か一緒に遊んだことがあるらしい。
「○○小(自分とこの小学校)5年のヤマダユウコ」
そう言っていた・・・という話だった。
確かにヤマダユウコという名の子はうちの学校にいた。
正確に言えば、いる、ではなくて、いた。
自分の一学年下で、失踪して捜索願が出ていた子。
でも失踪したのは自分が小3のときで、そのとき既に3年近く経っていた。
確かに失踪した山田さんが普通に学校に通っていればその当時5年生なわけだが・・・。
後日に友達の弟(5年生)に現在の同級生でヤマダユウコって子がいるか聞いたが、いないとのことだった。
先生にもこの話は伝えたけれど、その後失踪した山田さんについての新しい情報が出たという話は聞いていない。
隣学区の公園に来ていたというヤマダさんは本当に失踪した子だったのか?
そうでないならヤマダユウコと名乗った人物は誰だったのか?
今でも思い出すと気味が悪い思い出。