あえて具体的に場所特定した上で書く。
10年弱くらい前の話。
豊島区の椎名町駅。
今は潰れたけど、フタバ図書っていう大きな本屋の近くで、ずっと何年も気のせいだったのか記憶の混同か否かわからないことがある。
フタバ図書の入口付近から椎名町駅までの間を、たぶん4メートル近くはありそうなひょろ長い人がずっと行ったり来たりしてた。
アンガールズをさらに引き伸ばした感じで、片手がない。
もう片方の手をぶらぶらさせながらゆらゆらさせて歩いてる。
上はロンティー、下はジーンズ。
あと、顔も長くて、茄子みたいな形。
東長崎のほうから自転車で走ってたら前方にいきなり現れた。
最初はなんか変な人がいる・・・くらいの感覚だったんだが、近付いたら明らかに人間のでかさじゃなかった。
肩車した人かと思ったくらい。
あまりにも気味が悪くて、いったん自転車止めて道を変えようとしながら他の人の様子を見た。
フタバ図書から出てきた人の中にはなんか気付いてるっぽく、いきなり仰け反った人もいたし、なに食わぬ顔でとおりすぎる人もいて、気付かないふりなのかどっちかもよくわからなかった。
別にその身体が異常にでかい人が幽霊の類いだったのかどうかもわからないんだが、普段からよく使う道だったし、あんなでかい人がいたら絶対気づく。
それに着ぐるみとかの可能性はあるが、少なくとも絶対人間の身長ではない。
といっても、着ぐるみにしても細すぎたし・・・。
ともかくあれがなんだったのか知りたい。
もし見たことがある人がいたら教えてほしい。
もう何年ももやもやしてる。
約10年前の冬、西武池袋線椎名町駅の近くです。