人生やり直しに戻ってきた

数年前子猫を保護した。
雉トラ(仮)のかわいい雌猫で小さくて、でも人懐こかった。

獣医で検査をしたところ猫エイズにはかかってないし、寄生虫もなし、あとは里親を探すだけということで探したら見つかった。

里親希望の人を仮にAさんとする。
ここまでは順調だった。

ところが、来週にもAさんに渡そうという時になって、猫の具合が悪くなる。
病院に行って精密検査をしたら重篤な病気が見つかり、安楽死を勧められてしまった。
当然里親どころではないのでAさんにはお断りとお詫びの連絡をした。

それはそれとして、かわいい子猫だったし、安楽死はないだろうと、ネットで調べたらその病気に詳しい獣医がいるということがあるブログに記載されていた。

ブログ主に連絡を取ると親切にもすぐに獣医さんの情報を教えてもらえた。

隣の県のB市にその獣医さんがいるという。
さっそくその獣医さんに連れて行こうとした矢先に子猫はあっけなく死亡。
飼ってた猫を亡くしたことはあるが、子猫が亡くなるのは辛かった。

猫が縁でその後里親希望のAさんとの付き合いが始まる。
数年後、Aさんが猫を拾ってしまった。
拾ったはいいけど、Aさんは既に猫を飼っている。
それどころかウサギもいる、鳥もいる。

どうしたものかとAさんから自分に相談が入った。
自分はというと丁度飼っていた猫が亡くなったばかりなので、正直その時は飼うつもりはなかったものの、自分が飼う事になっても問題がないので引き取る。

Aさんの家にいたのは、人懐こい雉トラのメスだった。
なんか初めて会った気がしない。
家にもすぐなれた。

一緒の布団で寝たり遊んだりしながら里親募集開始したところ、すぐに候補が見つかった。
隣の県のB市在住だという。

晴れて猫を里親希望さんの家に連れて行く途中で、なんか名前に見覚えがある獣医の看板があった。

猫を里親希望さんに渡して自宅に戻ったとたん、昔の事を思い出した。

あの獣医は、昔子猫の為に行こうとした病院じゃなかったっけ?
メールの記録を確認したところ、間違いなく新しい里親さんの家は昔病気の子猫の為に行こうとしていた獣医の近くだった。

あの時死んじゃった猫が人生やり直しに戻ってきたのかなと勝手に思っている。

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