土の香りが漂い始めると

カテゴリー「不思議体験」

小学2年の時団地の5階に住む友達の家に遊びに行って階段を降りてたとき。
4階と3階の間のおどり場で土の匂いがして、3階に下がる時にガスメーターとか入ってる鉄の扉と天井の間から大きい目が見えた。

階段を一段降りる度に目がギョロギョロ動いて気持ち悪かった。
記憶にはないけど、家に帰ってから突然新聞を丸めてパンツの中に詰めこんだらしい。
小学3年の夏に熱を出して寝ていた時土の匂いがしたので怖くなった。
うなされているとタンスに点々の渦がグルグル回り出し天井に移動し人の形になった。

着物をきた女の子。
鞠をついて手招きしてた。
怖くなくなっててそのまま寝た。

朝起きても土の匂いがするのでタンスを調べたら、1番下の引き出しの底に引いてある大丸の包装紙の中央がもっこりしていて、めくると着物の切れ端があった。

高校の時知ったけど、そのタンスは引越し祝いで民宿やってる親戚から貰ったものだった。
親戚に伝えるとめちゃくちゃ喜んで「良かったね!お前んとこは幸せになるよ!」て言われた。

そこの家に今も本体あるらしいけど、座敷童が現世に置いてったていう着物みたい。
それを切ってお守りとかにしてこっそり配ってたらしい。

中2の時ベランダで歯を磨いてたらツーンと土の匂いがした。
家は7階建ての5階で観葉植物はあるけどそんなに普段匂わない。

嫌だなぁって思って中に入ろうとしたら、バサバサバサー!てシーツがなびく音がした。
振り返ると白い布の真ん中に髪の毛の固まりがくっついたモノが上に飛んでってた。
怖くてコタツで寝た。

基本的に雨に濡れた土の香りが漂い始めるとなんか起こります。
現在32歳ですが結婚してからは香りが無くなりましたので安心してます。

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