親父の最後に間に合った

カテゴリー「不思議体験」

ガンで入院中の親父が危篤になったときの話。

お袋から急を知らせる電話が職場にかかってきたので、俺は10分ほどで急用をすませて会社を出て、病院へ急いだ。

会社から病院までは地下鉄を乗り継いで約40分。
俺が病室に入ると、お袋は「早かったのね!」と驚いた顔をした。

親父の容態が急変したのは約50分前、お袋が俺のスマホにかけたのは30分程前だそうだ。
スマホの着信を見ると確かに着信は30分前になっていたが、俺は(少なくとも俺の記憶では)確かに50分程前に電話を受けたんだ。

うちの会社はタイムキーパーがないので正確な早退時刻はわからないが、会社から病院まで地下鉄で20分で行くのは無理なんだよ。

不可解は不可解だけど、でもそのおかげで親父の最後に間に合ったからラッキーだったと思う。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!