父が失明の危機から回復した

カテゴリー「不思議体験」

私の家は寺。
私の父は僧侶で私も僧侶。

3連休の中日に父の右の瞼がぱんぱんに腫れたので救急外来で応急処置をしてもらう。
連休あけに地元の病院にいったところ、すぐに大きな病院にいくよう促され、その日のうちに入院となった。
およそ10日ほど治療のために入院した。

医者からは瞼は時間がたてば治る。
しかし眼はウィルスが入ったために失明すると告げられた。
すりガラス越しにものを見ているようにしかみえず、治療は角膜移植しかないと。

時間が前後するが私は父に本堂に供えてあるお水を入院している間、毎日変えてほしいと頼まれた。
翌日から毎朝、本堂のお水を変え、これは頼まれてはいないがお経を唱えた。
普段は先祖や檀家さんの供養のお経だけだが、父の病状の回復を祈願したお経も毎日よんだ。

うちの本堂は正面にご本尊のある祭壇、その左右に2つずつお位牌などをおいた祭壇があり、ご本尊のある祭壇にはロウソクが2本、それ以外は1本の計6本のロウソクをたてる。

一番右の祭壇にマッチなどがあるので、右から順につけていき、一番左まで来たら右端にもどり点火具をしまう。
消す際も同様で右端にしまってある道具で同様に消していく。
毎日することではないが昔からしていることなので難しいことではなかった。

父が退院する当日、私が最後に水を変える日、本堂にいくとご本尊を祀っている祭壇の右側のロウソクがなくなっていた。
家族に確認したが誰も本堂に入ってすらいなかった。

私は父の病気を持って行ってくれたのではないかと思った。
結果として、失明すると診断された父だが1月もせず視力が回復した。

科学的に、現実的に考えれば、ロウソクは消し忘れで失明は医師の診断ミスだろうが、私は仏様のご加護だと思っている。

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